黒柴のあずき、胡麻柴で保護犬の花と暮らしています。
このブログでは、柴犬と暮らした体験談や、使ってみたペット用品の話、日々の散歩日記について書いています。
さて我が家の花は2歳の時に、縁があって保護団体から迎え入れました。
花を迎え入れた経緯などは保護犬を引き取って4年。胡麻柴の花との思いで。という記事書いてみましたので、お時間のある際にでもご覧ください。
柴犬の多頭飼いについては、楽しさもあり、苦労もありといったところです。
そこでこの記事では、柴犬の多頭飼いについて、実際に経験してみてわかったこと、苦労をしたことなどについて書いてみたいと思います。
- 多頭飼いは相性が良いかが最大のポイント
- 多頭飼いでも散歩は別々のこともある
- 多頭飼いはお金がかかる
- いろいろあるけれど多頭飼いは楽しい!
今、犬と一緒に暮らしているけれど、もう1頭迎え入れようかなと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
【柴犬の多頭飼い】ケンカはしない?仲良し?
犬の多頭飼いをするにあたって、まず気になるのはケンカのことでしょう。
我が家のあずきと花、激しくケンカをしたのは過去3回くらい。
3回ともあずきの激怒からはじまり、そのうち1回は花も応戦してあずきの耳にかじりつくといった素振りを見せる激しいものでした。
(残り2回は花が一方的に怒られるという悲しい展開・・・)
柴犬のケンカは中々激しく、あずきの叫び声はちょっとトラウマになるくらいびっくりするもの。
ただ、ケンカをしたのはその3回程度。
最後にケンカをしているのを見てから、もう4年くらい経過したかもしれません。
我が家の先住犬あずきは、割とあっさり花を受け入れたというか、大人しい花があずきを立てているというか、そんな感じで問題なく過ごすことができています。
仲が特別良いっていうわけではなさそうですが、同居犬としては、お互い認め合っているのかなと思います。
これは本当に偶然で、中には相性が悪い犬同士っていうのもいるようで・・。
Twitterやブログなんかを見ていると、たびたび流血騒ぎを起こしているコンビもいますからね・・・。
ですから、すでに家に犬がいる家庭が保護犬を迎え入れるときは、トライアルが必須で、トライアルの間に相性をしっかりチェックすることになっています。
ただ、ペットショップだとトライアルなんて制度は基本ないので困りますね。結構一か八かの賭けになってくるような気がします。
相性が悪くても、なんとか生活はできるのかもしれませんが、どちらかがストレスを抱えてしまいそうですよね。
【柴犬の多頭飼い】散歩は別々?どうしている?
多頭飼いする前は、散歩は2頭同時に行けるかなって思っていましたが、現状別々に行っています。
これが大きな誤算です。
散歩大好きな花と、散歩大嫌いなあずき。
歩くペースも全然違うし、あずきはすぐに帰りたがります。
一緒に散歩へ行くと、どちらかが無理をしなければなりません。
ですから、二頭引きで散歩をしてもお互いストレスが溜まりそうなので、我が家は別々に行くのが基本です。
もちろん、2頭の犬の歩くペースや体力が同じくらいであれば、一緒に散歩をすることはできるでしょう。
実際、散歩中に二頭引きの柴犬コンビともよく遭遇します。
ただ、二頭引きの散歩も大変だと思うんですよね。
リードが絡まりそうになったり、片方がトイレをしている時に、片方が歩きたがるのを静止したり、結構カオスになりがちです。
自分も過去に二頭引きの散歩をしている時に、あずきのうんち処理をするタイミングで、花のリードを落としてしまったことがあって、肝を冷やしました。
それでも、別々に散歩に行って、時間が削られるよりは、二頭引きで散歩ができた方が、個人的には助かるなあと思っています。
この「散歩を二頭同時に行けるか」っていうのも賭けですよね。
柴犬の多頭飼いは、運がよければ同時散歩ができますが、別々の散歩になる可能性もあるの要注意です。
【柴犬の多頭飼い】お金がかかる?
犬を多頭飼いしていると、当然1頭の時よりもお金がかかります。
費用負担が大きいご飯代なんかは、同じものをあげることができれば、2倍とまではいかないかもしれません。
たくさん買えば安くなりますしね。
ただ、毎年の狂犬病注射だったり、混合ワクチンだったり、フィラリアの薬だったりは当然2倍になります。
春先に動物病院で支払うお金は何万円にもなりますので要注意です。
ワクチン以外の、体調不良で病院のお世話になる可能性も2頭いれば2倍になりますし、もしもペット保険を利用していれば、保険料も2倍近くになるでしょう。
また、ご飯も同じものを与えることができると良いのですが、実際にはそうもいかなかったりします。
我が家の場合、あずきは飽きっぽくてしょっちゅうフードを変えないと食べなくなりますし、花にいたっては結石ができやすいため、療養食を与えています。
ですから、ご飯代も見事に倍になるというわけです。
わかってはいましたが、なかなかの出費。
柴犬の多頭飼いはケージは一緒?
我が家の柴犬2頭は別のケージを利用しています。
ケージ二つが常に埋まっているということはないので、一つでも良さそうではありますが、結果二つにしてよかったかなと。
というのも、それぞれ決まったケージでくつろぐからです。
「自分の部屋」っていう認識があるのかなと。
ケージは別々の方がストレス少なく、リラックスして過ごせるような気はします。
柴犬の多頭飼いは幸せも2倍
苦労話が少し続きましたが、ここからは多頭飼いの良い話です。
犬を2頭飼っている人がたまに言う言葉があります。
「犬を2頭飼っていると幸せも2倍になるよ!」っていうやつです。
これは本当なのでしょうか。
2年半2頭を飼った経験からお話しさせていただくと、「犬を2頭飼っていると幸せにも2倍になるよ!」は真実ではありませんね。
正しくは「犬を2頭飼うと、幸せは2倍どころか3倍、4倍に膨れ上がる」です。
しょうもない就活面接のような言い回しをしてしまいましたが、実際我が家に花を迎え入れてから、日々の幸福度は計り知れないものになっているのです。
では、犬の多頭飼いの何がそれほど楽しいのでしょうか。
2頭の掛け合いが楽しい
まずは2頭の犬が繰り広げる掛け合いでしょう。
激しく遊びまわったり、何かひそひそ話でもしているかのような仕草だったり、1頭だけがいる時には見ることができなかった行動は、思いのほか愉快です。
3年以上たちますが、未だにあずきと花がバトルを繰り広げる姿を見るのは、愉快この上なく、ついつい動画を撮ってTwitterにアップしてしまいます。
犬が2頭いると家族が群れになる
犬が1頭いる時と、2頭いる時とでは家族の雰囲気も変わってくるような気がします。
あずき1頭の時は、夫婦と犬という関係性で、ペットを飼っているという当たり前の雰囲気だったのが、花を迎え入れてからはなんだか群れにいるような感覚です。
犬も2頭になって、人間とほぼ同数が家の中にいるようになると、なんだか見る目が変わってくるというか。
この感覚は言葉で伝えるのが難しいのですが、群れで団結した仲間のような感じで、不思議と楽しい気分です。
あずきだけの面倒を見てた頃、自分たちの子供のように思っていましたが、花を迎えてからは子供というか、あずきと花を含めたファミリーという感じです。
娘のSが誕生してからは、より一層群れ感が増しました。
動物はやっぱり群れることに幸福を感じるのでしょうか。
基本孤独に過ごすことが多かった自分が、こんな感覚になるとは・・。
同じ犬種でも性格が違うのが新鮮
同じ犬種でも全く性格や動きが違うっていうことを、花を迎え入れてから強く実感しました。
同じ人間が一人もいないように、同じ犬も1頭としていないのだということが、見ているとよくわかります。
1頭だけ飼っていて、過去に犬を飼ったことがない自分にとっては、犬によって性格が違うという発見は新鮮で、より一層犬に興味が湧いてきました。
犬を2頭飼って後悔なし!
大変なことも沢山ありますし、いろいろと悩みはつきません。
ただ断言できるのは、犬を2頭飼って本当に良かったし、まったく後悔していないし、幸福度が増したということです。
犬を2頭飼ってみて、犬との生活の素晴らしさをひしひしと感じていますし、それでたまにその素晴らしさを情報発信したくなって、ブログを書いたりしているという感じです。
2頭目の犬を検討している方にはぜひお勧めしたいです。
もちろん生活に無理が出ると長く続きしませんので、デメリットみたいなことも事前に知っておくのは必須です!無理は禁物!
それでは、あずはなの飼い主@あずはなでした。
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