こんにちは。あずはなの飼い主@shibainu_hanazu です。
黒柴のあずき、胡麻柴で保護犬の花と暮らしています。
このブログでは使ってみたペット用品の話や保護犬との生活、日々の散歩日記などを書いています。
さて、花が我が家に来てもうすぐ6年です。
記憶も薄れていくので、思い出などをとりとめもなく書いてみたいと思います。

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2016年10月22日。保護犬花を連れて帰った日


正直自分は引き取るなんて思って思っていなくて、なんとなく保護されているトリミングサロンへ見に行ったつもりでしたが、あれよあれよとトライアルをすることになって、行ったその日に連れて帰ってきました。
もう、本当に「あれよあれよ」の展開で、この辺のことはあんまり覚えていないんですよね。
「二匹の散歩大変だよ」と自分が言って、
「散歩は私が行くから!」と語気を強めるおかーぽん(妻)。
この会話は覚えています。一生忘れません(笑)
帰宅後は、花がくつろげる場所がないなと思って、近所のイオンへ茶色いベットを買いに走りました。
こげ茶色の何の可愛げもないペット用ベットですが、今でも使えていて丈夫です。
デザイン性のないベットの方が丈夫で長持ちしがちですね。
ちょっとしたことなんですが、初雪が降っている寒い中、イオンへダッシュで向かったことがやけに思い出されます。
窓ガラスに激突した花
我が家の花は一緒に暮らすようになってから、いくつもの仰天エピソードを提供してくれています。
花を迎えた10月22日にもいきなり一つ仰天エピソードがあったことを思い出しました。
トライアルの手続きを終えて、花が一時的に暮らしていたペットサロンの外へ出た瞬間のことです。
抱っこでドアを開けて、外へ出て、地面に降ろしたのですが・・。
その途端、猪のような足の回転で店の中へ戻ろうとするのです。
しかし、閉じられているお店のドア。
猛烈な勢いでガラス扉に激突する花。
そして大パニック。
そのまま道路に飛び出して車に轢かれてしまうのではないかという勢いでした。
余程連れて行かれるのが怖かったのでしょう。



花と自分の絆が深まったワケ


今ではすっかり良き散歩パートナーとして日々生活をしている自分と花ですが、最初は当然信頼関係も何もありませんでした。
どちらかというと、警戒されていたような気さえします。
花は多分、大人の男性(中年男性)があまり得意ではないのでしょう。
その警戒はいつ溶けたのか。
多分、散歩に連れ出すようになってから。
「散歩は私が行くから!」と語気を強くしていたおかーぽん(妻)ですが、花が来て半年経たずに、娘のSを身籠ることになります。



必然的に、散歩へ連れ出すのは自分となってしまいました。
あずきの散歩は短いし、体重も軽いので身重の身体でも大丈夫だったのですが、花に関しては割とハードで、重量もそこそこそこ。
身重のおかーぽん(妻)に任せるわけにはいきませんでした。
この頃にはすっかり散歩が好きになっていた花、自分が玄関のドアを開けて入ってくる時の音が、外へ行ける喜びの鐘として刷り込まれたのではないでしょうか。
今では、ただコンビニへ行って帰ってきただけなのに、満面の笑みで玄関でハーネスをつけられる準備態勢に入っていたりします。
花と二人で過ごした2週間


花との絆が深まったポイントはもう一つあります。
二人(一人と一匹)で過ごした2週間です。
娘のSが産まれた直後、おかーぽん(妻)は実家に里帰りをしていました。
なぜか黒柴あずきを連れて。



あずきはおかーぽん(妻)の実家に慣れていて、とくに義父のことが大好きなので心配なかったのですが、花にとっては恐らく落ち着かない環境。花は自分と二人で家に残ることにしました。
花が独りで留守番をしている間は、ダッシュで帰宅をして散歩に行ったり、仕事中にも関わらず昼間に様子を見に一時帰宅したり(心配性)、共に寝たりしていました。
多分、自分が花のマッサージをするようになったのはこの時からです。
そして、この時の記憶が残っているのか、今でも自分が一人で寝室へ行くと、待ってましたとばかりにベットに飛び乗ってきて、マッサージを要求してきます。
二人で過ごした2週間の前と後では、明らかに自分と花の距離感が変わりました。
早く帰らなきゃっていうプレッシャーとかあって、しんどい時もありましたが、楽しくもある不思議な2週間だったなと思います。
保護犬は保護犬で楽しい


さいごに、繰り返し書いていることをあらためて。
「ペットショップも良いですが、保護犬も良いですよ」っていう話。
「良いですよ」って言い方も変ですけど。
我が家の黒柴あずきは、ペットショップでパピー(子犬)の頃に購入しました。
それはそれは可愛い黒柴で、アイドル犬になれるのでは思ったくらいです。
一方の花。我が家に来たときは、すでに母親。2回目の出産がうまくいかなかった直後で、少し元気がない感じ。
ペットショップで出会って、運命を感じた、産まれたばかりのエネルギッシュな子犬と一緒に暮らすのは素晴らしい体験です。
あの、数か月間は本当に忘れがたいものです。
その一方で、保護犬を迎え入れる時には、そんな輝かしいトキメキはないかもしれません。
でも、「この子ってどんな感じなんだろう」、「どうやって過ごしてきたんだろう」なんて想像しながら、時間をかけてゆっくり距離を縮めていく感じも、悪くないんです。
で、6年近く経って、すっかり良きパートナーになって、「来た頃とは全然違うなあ」なんて思い出す時の喜びは、ちょっと身体全体でニヤニヤしちゃう感じです。
また、元気がなかった保護犬が、謎のダンスをさく裂させたり、大雪の中をラッセルしてテレビに使われたりするようになる様を見ると「本当に良かった」としみじみします。


だから、犬と一緒に生活をしてみたいなって思っている人は、少しだけペットショップ以外の選択肢もあるよっていうのを思い出してくれると嬉しいです。
花が我が家に来てからどうかわったかは、元保護犬の柴犬は4年でこう変わりました。里親になって人間も変わりましたという記事にも書いていますので、時間がありましたら読んでみてください。
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