5月24日、あーちゃんことパイセンこと黒柴あずきが我が家にやってきた「うちのこ記念日」でした。
犬を飼った頃(つまりあずきが来た頃)、「うちのこ記念日」という言葉を聞いて、「へー」とか「ふーん」とかいう感想しかなくて、「そんな大事なものかねえ」と思っていました。
でも、今はよくわかります。
「うちのこ記念日」って素晴らしいですね!
その犬を迎えた日から、関わる世界の景色が一変するんですよね。
そのくらい自分にとっては、黒柴のあずきを迎えたことはインパクトのある出来事で、そんな日はやっぱりずっと忘れられないんです。
就職や結婚よりもあずきの「うちのこ記念日」
いままでそこそこ生きてきまして、いろいろイベントみたいなのはありました。
小さな頃は転校を繰り返したり、少し大人に近づいて大学落ちたり、就職したり転職したり、比較的最近では結婚をしたり、至近距離では子供が産まれたり。
どれもこれも忘れられない出来事です。
歩き出すのが少し遅かった娘のSが、満を持して立ち上がって歩き出した時も「おーっ」って感じで、忘れられない一瞬でした。
それでも、そのどれよりも、あずきを迎え入れてからの変化が一番インパクトがあったような気がします。
犬を飼う前と、犬を飼ってからで人生が分断されている感じ。
小さなころから犬と一緒に暮らしてきた人にとっては理解しにくい感覚かもしれませんが、突然違い種別?の生物と一緒に暮らすのってまあまあ不思議な感覚です。
ですから、あずきの「うちのこ記念日」は、自分にとって新しい人生がはじまったような日でもあって、忘れがたいのです。
人生初の犬は人生初の出来事だらけ
あずきは、自分にとって「はじめて飼う犬」でした。
動物病院へ行くのも初めてでしたし、朝起きて犬の散歩をするなんていうこともはじめて。
一泊で犬OKのホテルに行ったこともありました。
ドックランなんていうものも存在は知ってはいましたが、ってレベルです。
あずきを連れて行くところ、どれもこれもがはじめての経験で、最初の1年くらいは地に足がついていない感じだっかもしれません。
子育てもあずきが教えてくれた?
今では娘のSに花もいる、にぎやかな一家ですが、はじめは夫婦とあずきの二人と一匹でした。
あずきを迎えたころは、トイレがうまくできなかったり、夜に鳴いたり、留守中にボタンを飲んだ疑惑があったり、ご飯を食べなかったり、夫婦で翻弄されてオロオロしていました。
今となっては些細なことでも、当時は結構悩んだりしたものです。
数年後に娘のSが誕生したとき、なんとなく、あずきが我が家にきたころのことを思い出しました。
犬と人間の赤ちゃん、もちろん違うんですが、似てるところもあるんですよね。
はじめての子育ては大変でしたが、あずきの経験があったせいか、なんとなく完全なはじめてって感じはしませんでした。
黒柴あずきはいいやつです
あずきにはいつも翻弄されています。
今でも散歩を嫌がって唸ってきますし、そのくせトイレに行きたいと騒ぐし、花のご飯は勝手に食べようとするし。
それでも憎めないのがあずき。
普段は娘のSには興味がないそぶりをしているのに、ぎゃんぎゃん泣いている時は、近くに駆け寄ってきてなんとなしようとします。
うなって自分に攻撃的になった後に、申し訳なさそうな顔をしながら見つめてきたり。
たまに感情を爆発させてしまうけれど、かなりイイやつだと思います。
そしてすこぶる頭が良い笑
5年目の追記
この1年もほぼ平穏に過ごすことはできましたが、ヘルニアになってしまったり、たまに下痢になったりと、少し体調に変化が見られる1年間でした。
あずきも5歳。
そろそろ健康面にも気を配ってあげないといけないですよね。
あと、もう少し活発になって花と遊んでくれると良いのですが。
8年目の追記
早いものでもう8歳です。本当に早くてびっくりです。
だいぶ白い毛も増えてきました(それは自分も一緒ですが)。
この1年は、たしか大きな病気や怪我もなく、安定して暮らしているような感じ。あずきが好きそうな少しお高いご飯を用意するようになってから、少し健康的になった気がします。
散歩へ行くと座りこんで動かないなんてことも減りました(行くのはむちゃくちゃ嫌がりますが)。
相変わらず花には塩対応ですが、なんだかんだでお互いを尊重しあってる感じはわかってきました。
ろくに躾もしないままでしたが、我が家にとっては良い子に育ってくれたなあと思います。あとは散歩前に怒ってくるのをやめてくれれば!
今年1年も健やかに多少わがままに、あずきらしく過ごしてくれると何よりです。
あずき5年間の記録
とりとめのない内容でしたが、あずきの写真を貼りまくって今日のブログは終了としたいと思います。
うちのこ記念日バンザイ!
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