こんにちは、柴犬2頭と暮らしている、あずはなの飼い主@shibainu_hanazuです。
「ファーミネーターって名前はよく聞くけど、実際どうなの?」
けっこう値段もするので、そう思って止まっている人は多いんじゃないでしょうか。
この記事では、柴犬と暮らして10年以上の我が家が、ファーミネーターを何年も使ってきた感想を書いてみます。
先に結論だけ言うと、ヤバいと評判の柴犬の換毛期にも十分戦えます。ただし、毎日使う道具ではありません。そこだけ勘違いしないほうがいいかなと思っています。

ファーミネーターってどんなブラシ?
花名前は聞いたことがあるけれど、そもそも何ですか?
あずき表の毛の下にある、いらない毛を取るやつだね
そのとおりで、ファーミネーターはアンダーコート(下毛)を取り除くことに特化したブラシです。
柴犬のような犬は、外から見えている固くて太いトップコートの下に、綿毛みたいなふわふわのアンダーコートが生えています。メーカーの説明によると、アンダーコートの本数はトップコートの5〜20倍。そして換毛期に抜ける毛の約8割はアンダーコートなんだそうです。
つまり、表面をいくら撫でても本丸に届いていない、と。ファーミネーターはそこを直接ごっそり取りにいく道具、という理解でいいと思います。
あずき抜け毛をほっとくと、ぼこぼこして見た目も格好悪いしね
ちなみに公式サイトには「使える犬種」のリストがあって、柴犬もちゃんと載っています。使い方の手順や注意点も載っているので、買う前に一度のぞいておくといいと思います。
サイズと色の選び方
犬の大きさ × 毛の長さで選ぶ
ファーミネーターは犬の体格に合わせたサイズ展開があって、さらにそれぞれに長毛用と短毛用が用意されています。
我が家が使っているのは、小型犬用の短毛用です。
花柴犬は短毛用で大丈夫ですね
あずきはなちゃん……小型犬用で大丈夫なの?
花……。
柴犬サイズなら小型犬用で問題なく使えています。刃の幅が広いほど一度に取れる量は増えますが、そのぶん細かいところが扱いづらくなるので、迷ったら小さめでいいと思います。
色は選べません

1サイズにつき1色なので、好きな色を選ぶということはできません。とはいえ原色でポップな見た目なので、そこまで気にならないかなと。
ちなみに我が家の小型犬用は量ってみたら124グラム。たいていのiPhoneよりちょっと軽いくらいです。長くブラッシングしても手は疲れません。
何年も使ってみて、よかったところ
とにかく抜け毛がごっそり取れる

これがすべてです。1回撫でただけでゴソッと取れます。
それまではスリッカーブラシでやっていたんですが、換毛期の割にはたいして取れていなかったんですよね。ファーミネーターに替えた初日は、正直ちょっと引きました。
毛量が少なそうに見える黒柴のあずきからも、同じようにゴソッと出てきます。
痛風おじさん何が出てきた?犬が出てきた
部屋に落ちる毛が減った
換毛期は、犬の体を手で軽くつまんだだけで毛が抜けるような状態になります。当然、部屋の中は毛だらけ。
ファーミネーターを使うようになってからは、要所要所でブラッシングしていれば、そこまで部屋が毛だらけになることはなくなりました。
あずきおかーぽんがちょくちょくやってくれてるからだよね
引っかかりが少なく、犬もそこまで嫌がらない

撫でるだけで取れるので、力を入れる必要がありません。基本的に死毛を取るものなので、頑固な箇所以外は引っかかりも少なめです。
あずきもはなも、普通のブラッシングよりは嫌がっていない気がします。もちろん多少は引っかかりますし、嫌がる日は嫌がりますが。
プッシュボタンが地味に便利
意外と効いてくるのが、刃に溜まった毛をワンプッシュで落とせるボタン。
普通のブラシだと、隙間から毛をつまみ出す作業でいちいち手が止まるんですよね。ファーミネーターはボタンを押すだけなので、片手ですぐ再開できます。犬を待たせる時間が短くなるのは、地味に大きいです。
使ってみて感じた、イマイチな点
やっぱり値段が高い
これが一番のハードルです。ブラシは下手すれば数百円から買えるので、それと比べるとかなりの高額。サイズや買う場所でも変わりますが、ちょっと躊躇う価格帯です。
ひと月のランチ代と同じくらい、と考えると、なかなか手が伸びません。
あずきファーミネーターと関係ないけど、ひと月のランチ代安すぎない?
花苦労してるんですね
使う前にひと手間かかる
これは見落としがちなんですが、ファーミネーターはもつれた毛をほどく道具ではありません。
公式でも、先にスリッカーやコームでもつれを取ってから使うようにと案内されています。もつれたまま刃を入れると引っかかって、犬が痛い思いをするからです。
つまりこれ1本では完結しません。日常のブラシは別に必要、という前提で買ったほうがいいです。
あと、毛の流れに沿って優しく、背骨に刃が当たらないように。ここは意識するだけでだいぶ違います。
日々のブラッシングには、我が家はハリオのペットブラシを使っています。

気持ちよく取れるので、やりすぎる
そして最大の落とし穴がこれ。
取れ具合が気持ちよすぎて、やっている本人が夢中になります。いらない毛を取る道具とはいえ、必要以上にやれば犬の皮膚にはよくないはずです。
- 毎日使うようなものではない
- 1回の使用時間も長くなりすぎないように
毎日のお手入れは普通のブラシ。「毛がボサボサで気になってきたな」というタイミングでファーミネーター出動、くらいの距離感がちょうどいいと思っています。
人間だって、気持ちいいからって延々とブラッシングしていたら髪がなくなりますからね。
ちなみにあずきもはなもシニアになってきたので、最近は前よりも力加減と時間を気にするようにしています。
模倣品に注意
悩ましいのが、見た目がそっくりな模倣品が出回っていること。値段が安いので、つい「これでもよくない?」と思ってしまいます。
あずきいや、そういうのは困る
そうですよね。皮膚に刃を当てるデリケートな道具ですから、品質の悪いもので犬の体を痛めてしまう可能性があります。
メーカー自身も模倣品について注意喚起を出しているくらいなので、少し高くても正規品を選んだほうがいいです。
まとめ
値段は高いですが、買って損はなかったなと思っています。評判がいいのも納得です。
ただ、繰り返しになりますが毎日のブラシの代わりにはなりません。日常用のブラシは別に持ったうえで、換毛期の切り札として1本ある、という買い方が正解だと思います。
実際に使っている様子は、動画でも見られます。抜け具合はこちらのほうが伝わるかもしれません。
換毛期に使っているブラシやグッズは、まとめてこちらに書いています。

それでは、あずはなの飼い主@shibainu_hanazuでした。

