こんにちは。あずはなの飼い主です。この記事では我が家のスーパースター胡麻柴の花さんの昔のことを書いてみたいと思います。11歳にして(2025年11月30日時点)、天真爛漫な振る舞いを見せている花さんですが、実は元繁殖犬で、出産経験者なんです。
自分たちが花と出会ったのは繁殖権を引退したあと。なので現役だった頃の花を見たことがありません。そんなわけで、この記事では、花をブリーダーから引き取ったボランティアの方や、花の子供の飼い主さんなどの話をもとに書いてみました。
今の花しかしらない自分には、なんとも不思議な気持ちになるお話でしたので、記録として残してみようと思います。
繁殖犬だった花
花は、北海道の壮瞥町という、札幌と比べるとのどかな地域で、繁殖犬として生活をしていました。
繁殖犬と言っても、よく問題になる劣悪な環境ではなく、それなりの犬舎があって、しっかりとしたブリーダーさんのもとでの生活。
ただ、我が家へきた頃、まともに散歩ができなかったことを考えると、あまり散歩はしたことがなかったのかも(もしかすると放牧スタイルだったのかもしれませんが)。
どうして花が繁殖犬として活動をすることになったのかは、今となってはわかりません。ただ、昔の花と少し繋がりのある人が口々に、「花ちゃんは立派な血統みたい」とおっしゃっていましたので、血筋を残すために選ばれたのかもしれませんね。
1歳で母親に

1歳半の頃、10月10日に花は出産をしました。赤柴の女の子が2頭、赤柴の男の子、白柴の男の子です。
いつもの弾け具合からは想像ができないかもしれませんが、かなりのびびりで臆病な花。
出産の時、どんな様子だったんでしょう。ずっとキョロキョロしてたのかなあと思ったり。

そのうちの二頭、ちゃろちゃん、くるみちゃんには何度か再会する機会が(SNSのある時代ならではです)。
花も覚えていなさそうでしたし、ちゃろちゃん、くるみちゃんも花のことを母親とは認識していないようでしたが、3頭が一緒にいる光景は、なんとも不思議で感慨深い世界でした。
ちょっと臆病だったり、姿勢を低くする仕草、舌を出して笑う仕草。その一つ一つがやっぱり親子だなあと。
そして花、少しの間かもしれませんが、ちゃろちゃん、くるみちゃんにおっぱいをあげて、面倒を見ていたんですよね。
もうそれが不思議で不思議で。
※当時産まれたばかりの赤ちゃんを見に行ったくるみちゃんの飼い主さんが、花の様子を教えてくれました。
少しオドオドした感じを受けましたが、一生懸命お母さんしていましたよ
オドオドしなが一生懸命。なんだか花らしいなって思います。
2度目の出産は悲しい結果に
1回目の出産の約1年後、花は2度目の出産を経験することに。
残念ながら、この出産はうまくいきませんでした。
死産だと聞いています。
このタイミングで、ブリーダーさんが柴犬の取り扱いをやめることになり、花はボランティア団体に引き取られることになりました。
そして札幌へ
引き取ったのは札幌のボランティア団体。当時はペットサロンに間借りしているような形でした。
花はペットサロンで他のワンコと一緒に、出産後の身体を休めながら1ヶ月ほど生活をすることになります。
当時、他のワンコと一緒にいる動画を見た記憶がありますが、なかなか楽しそうにやっていました。
ちなみにこのペットサロンには今でもシャンプーでお世話になってます。1ヶ月半に1度位のちょっとした里帰りですね。
そしてあずはな家へ

その後、縁があって、あずはな家の一員となります。うまくいかなかったとはいえ、出産後の花。お乳はパンパンでした。
時折、股間から出血していたこともあり、出産がどれだけ身体に負担のあるものかを強く実感することになります。
当時の花は今と比べるとかなり細身。体重的には標準の数値ですが、明らかにやつれいたし、少しふっくらした今の方がどう考えても健康で、本来の姿に思えるんですよね。
もう子供を産むことのない花

我が家へ来て約3ヶ月後、年末年始をゆっくりした後に、花は避妊手術をしました。
花を引き取る条件の一つに、「避妊手術をすること」が含まれていましたし、我が家は病気のことを考えて、避妊手術をする方針だったからです。
「避妊手術」が引き取りの条件に含まれていたのは、「もう繁殖犬として活動することがないように」という配慮から。
2回出産を経験をしましたし、「くるみちゃん」や「ちゃろちゃん」と可愛い子供をこの世に産み出すことができたし、もう十分でしょう。
さいごに
この記事を最初に書いたのは2020年10月10日。「くるみちゃん」や「ちゃろちゃん」の誕生日。花が死力を尽くした日です。
この記事を書く数日前に「くるみちゃん」の飼い主さんから、メッセージをいただきました。
10日は花ちゃんが頑張ってくるみ達を世に送り出した日です。花ちゃんに感謝しています
いつも天真爛漫?豪快?に我が家で暮らしている花。
自分たちと出会う前に大仕事をやってのけてるんだよなあと。そんな思いもあってこの記事を書くことにしました。
くるみちゃん、ちゃろちゃん、未だ会ったことはない2頭のわんちゃんには、ずっと元気に暮らしていて欲しいですね。
母親譲りのユーモアな気質で、きっと周りを笑顔いっぱいにしてくれているんじゃないかな。

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