こんにちは、あずはなの飼い主です。
このブログでは、札幌で柴犬2頭と暮らすおじさんが、犬との暮らしの体験談や雑談をお届けしています。
さて、今回のテーマは**「柴犬って凶暴なの?」**というお話です。
ネットで「柴犬」と検索すると、サジェスト(予測変換)に「凶暴」「性格悪い」なんて言葉が出てきて不安になる方もいるかもしれません。
実際のところどうなのか、多頭飼いをしている自分の経験をお話ししたいと思います。
その前に、まずは先日のお詫びと訂正(雑談)をさせてください……。
【お詫び】「歩き方さえ気をつければ転ばない」と豪語していましたが…
数日前の記事で「冬の散歩、どんな靴を履いてますか?」という質問に対し、自分はこう答えました。
「靴の性能よりも歩き方(すり足)が大事です。ちゃんと歩けば転びません」
……撤回させてください。
先週の土曜日、豪快に転びました。
それも近年稀に見る、まるで柔道で一本負けしたかのような見事な転びっぷりでした。眼鏡が吹っ飛ぶほどの衝撃でした。
ただ、転んだ瞬間も**「犬のリード」と「カメラ(iPhone)」だけは死守しました。**
自分の体はどうなってもいいから、犬と商売道具は守るという、謎のプロ根性を発揮してしまいました(笑)。
というわけで、皆様。冬道はすり足も大事ですが、靴も大事ですし、何より**「ちゃんと地面を見て歩くこと」**が一番大事です。自戒を込めて訂正いたします。
本題:柴犬は本当に凶暴なのか?
さて、痛い思いを抱えつつ本題です。
「柴犬は凶暴なのか?」という問いについてですが、結論から言うと**「その子による(個体差がある)」**というのが正直なところです。
我が家の2頭を例に挙げてみます。
花(胡麻柴)の場合:穏やかそのもの
胡麻柴の花(はな)に関しては、「凶暴」のかけらもありません。
「穏やか」を絵に描いたような性格をしています。
この8〜9年で本気で怒ったのは、昔あずきとご飯の奪い合いをして、あずきの耳を噛んだ1回くらいでしょうか。
他のワンちゃんにしつこくされた時に「ワンッ!」と一喝することはあっても、本気で噛み付くような素振りは全く見せません。
あずき(黒柴)の場合:普段は穏やかだけど…
一方、黒柴のあずきも、基本的には穏やかです。
散歩中に他のワンちゃんに会っても怒りませんし、外では花よりも大人しく見えるかもしれません。
しかし、「気に食わないことがある」と豹変します。
特に、散歩に行こうとしてハーネスをつけようとする時など、体を拘束されるのが大嫌いです。
油断して手を出すと、逆鱗に触れて**ガブッ!**といかれます。しかも結構本気で噛むので痛いです。
普段は穏やかだけど、スイッチが入ると凶暴な一面が出る。これが今のところのあずきの性格ですね。
柴犬は「我が強い」子が多いかもしれない
他の飼い主さんの話を聞くと、「うちは凶暴です。横を通るだけで噛もうとします」という話や、「多頭飼いだけど喧嘩が絶えないので部屋を分けています」というケースも耳にします。
散歩中も、すれ違いざまに本気で唸り声をあげて、歯を剥き出しにしている柴犬を見かけることがあります(そういう飼い主さんは、絶対に近づけないように配慮されていますが)。
もちろん、そんな子ばかりではありません。
ただ、他の犬種に比べると、「我が強い」「気に入らないと歯が出る」という気質を持った子の割合は、少し多いのかもしれません。
まとめ
「柴犬は凶暴か?」という質問への自分なりの回答は以下の通りです。
- 基本的には「その子による」
- ただし、他の犬種よりは「頑固・気難しい・凶暴な一面」を持つ子の比率は高いかも
これから柴犬を迎えようと思っている方は、そういう一面があるかもしれない、という覚悟は持っておいた方がいいかもしれませんね。
最後に:なぜ転んだのか(言い訳)
最後に、冒頭の「転倒事件」の言い訳をさせてください。
自分が転んだ場所は、いわゆる**「ブラックアイスバーン」**でした。
一見するとただのアスファルトに見えるのに、実は表面に薄い氷の膜が張っているという、冬道で一番厄介な状態です。
しかも場所は橋を降りたところの、緩やかな下り坂。
**「下り坂 × ブラックアイスバーン」**という最悪の条件が重なったポイントでした。
決して自分の運動神経だけのせいではない……ということにしておいてください(笑)。
これから冬本番。もう二度と転ばないように、慎重に散歩を楽しみたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。さよなら。

