こんにちは。あずはなの飼い主@shibainu_hanazuです。
黒柴のあずき、胡麻柴の花と暮らしています。
このブログでは柴犬と暮らした体験談や、使ってみたペット用品、日々の散歩日記などを書いています。
この記事では、柴犬の歴史について書いて見たいと思います。

歴史を知ると、より生活に深みが出るような気がするんですよね。
これから書くのは、自分が昔買った雑誌で読んだ内容や、ネットで調べた情報を基に書いた内容となります。
もし「これは違うよ~」なんていうご指摘があれば、よろしくお願いします!
元の元をたどれば縄文時代
自分が柴犬の歴史に関するエピソードの中で一番好きなのが、「日本人は縄文時代から犬を飼っていた」っていうもの。
柴と似た犬と一緒に暮らしていたって、言われていて、不思議なんですがしっくりきます。
柴犬が側にいるのって、なんだか自然な感じがするのも当たり前。縄文時代からDNAに刻み込まれていたってことですもんね。






縄文時代、すでに犬のお墓があったみたいなんですよね。
足を折りたたんだ子犬の骨が発掘されていることから、犬を家族の一員のように大切にしていたんだろうなって言われてています。
縄文時代の犬は何をやっていたの?
縄文時代から家族と一緒に暮らしていた柴犬、一体どのような暮らしをしていたのでしょうか。
まさか、縄文時代から我が家のあずきのようにグータラ過ごしていたとは思えません。
縄文時代は、猟犬と活躍していたようです。
猟犬として人間と協力して、体重20kg〜30kgあると言われている、オオヤマネコを狩っていたという説もあります。
ひたすらご飯が与えられるのをヨダレを垂らしながら待ち望む、どこかの柴犬に聞かせてあげたいですね。



明治時代に激減した日本犬
明治時代、日本犬はいったん激減しています。



理由は明治維新と開国。
外国人が洋犬を連れて日本を訪れる機会が増える→交配の結果純粋な日本犬が減るというのが理由の一つ。
もう一つが「畜犬取締規則」の発令。
それまではルーズに暮らしていた犬と日本人。
近代国家になるにあたり、マナーの悪さを見かねた国家が、取締りをはじめてしまいます。
この結果、街から日本犬が一気に減ったとか。



自分が犬の放置うんちを嫌悪するのは、この流れが嫌だっていうのが強いんですよね。
マナーが悪いと締め付けがきつくなるのが世の常です。
昭和初期に天然記念物に指定。柴と呼ばれはじめる。
昭和3年に日本犬保存協会が発足。
街から消えた日本犬を、洋犬の影響を受けている可能性が少ない山間から探し出し、研究、登録などを行ったそうです。
ここの動機は今のところわかりません。



この活動の流れが影響したのか、昭和11年に柴犬は天然記念物として指定をされます。
柴と呼ばれ出したのは、この少し前だとか。
ちなみに「柴」とは「小さい」という意味があるそうで、日本犬の中では小ぶりなことからつけられたようです。
(「柴犬」の名前の由来には他にもいくつか説があります)
すべての柴のご先祖と言われる「石号」
現存する柴犬のルーツとして有名?なのが「中号」という柴犬です。
昭和23年生まれ、展覧会で大活躍したとか。









私たちが飼っている柴犬の血統をたどると、全てはこの「中号」にたどり着くとか言われていています。



さらに、中号の曽祖父(ひいおじいさん)のようです。
血統的に「ルーツ」をたどることができるのが「石号」まで。
ですから、全ての柴犬は「石号」からはじまっているとも言われているようです。
柴犬のルーツは島根県!石州犬(せきしゅうけん)
全ての柴犬のルーツと言われている「石」は島根県西部石見地方に住んでいました。地元の猟師さんに猟犬として飼われていたようです。
「石」は石州犬(せきしゅうけん)です。石州犬(せきしゅうけん)は小型の信州地方の地犬。現在の柴犬よりも少し大きくてタヌキ顔だったようですね。
石州犬の「石」と四国産地犬「コロ」の子供が「アカ」。このアカが現在の柴犬に繋がる第一号と言われています。
島根県では柴犬のルーツ石号を使ったPRを行ったり、ふるさと納税では「石号」グッズが用意されていたりします。
石号も100年近く経ったあと、自分のグッズができているなんて想像もしていなかったことでしょう。
さいごに
自分たち日本人と犬との歴史は縄文時代から。
そう考えると果てしなく長い歴史ですが。
ただ、いわゆる「柴犬」が登場したのは昭和初期。
最近と言えば最近ですよね。だって、100年経ってないですからね。
柴犬の歴史はまだまだ奥深そうだなと思いますが、主流なのは今回の記事で書いた説のようです。
また機会があったら、調べて見ようかなと思います。
あずはなの飼い主@shibainu_hanazu でした。
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