黒柴のあずき、胡麻柴で保護犬の花と暮らしています。このブログでは、柴犬2頭と暮らしている体験だったり、使ってみたペット用品のレポ、毎日の散歩日記を書いていたりします。
突然ですが、皆さんは初めて犬を飼った日のことを覚えていますか?

それは20年前だったり、30年前だったり、人によっては物心がついた時から犬と一緒にいたといった感じでしょうか。



自分がはじめて犬を飼ったのは今から約6年前です。
比較的最近の話ですが、6年経つとだんだん記憶が薄れていくのを感じます。



記憶は薄れていくのですが、人生ではじめて犬を飼った日は、自分にとってインパクトがあって、生活を一変させる1日でした。
このまま記憶が薄れていくのはもったいない。だからおぼろげに覚えているうちに、記録しておこうと思います。
金曜日の夜「犬を見に行こう」と突然言われて困惑
週末の金曜日、多分6時半とか7時に帰宅したのですが、突然おかーぽん(妻)が妙なことを口走ります。
「犬を見に行こう」。
おかーぽん(妻)にとっては、いろいろ考えて出たセリフかもしれませんが、自分にとっては突然です。
「突然なんなんだよ・・。帰ってすぐに・・。」というのが口には出さない本音でした。
残念ながら、言い出したら何を言ってもダメなのはわかっていたので、とりあえず近所のイオンへ行くことに。
※言い出したら何を言ってもダメなのは、この後保護犬を迎える時にも凄まじい威力を発します。



そのイオンには、なんだか柴犬がいるということをWEBサイトで見て知っていた様子。
前々から「もしも犬を飼うなら柴犬かなあ」と自分が言っていたのを覚えていたのでしょう。
あくまで「もしも、犬を飼うなら」なのですが・・。
お店にいたのは、小さな赤柴でした。
当時、犬にとって特別な感情は持っていなかった自分でも、「可愛いな」思える、コロコロした小さな赤柴。
おかーぽん(妻)の目がみるみるうちに、生き生きとしていくのがわかります。



しばらくの間、可愛いねえとか言いながら赤柴を見つめたとに、「黒柴はいないんですか」と、唐突に質問するおかーぽん(妻)。
これも、「黒柴は可愛い」と自分が言ったことがあるのを覚えていたのでしょうか。
小さい頃からバーバモジャが好きだったので、面影のある黒柴は結構好きなのは事実。
「あー。系列店にはいるんですけどねえ」と店員さん。
今日はもう夜だし、明日まで時間を稼げるなと思った矢先に・・。
その店員さんは「テレビ電話で見てみます?」と、iPadを持ってくるのです。
「まじかー。余計なことしなくていいのに」と正直思いました。
そこに映っていたのは、お店で見ていた赤柴と兄弟の黒柴の女の子。
赤柴も可愛かったのですが、iPadに写っている黒柴の可愛さは、当時犬好きではなかった自分でもちょっと動揺するほどでした。
内心、「これはまずいな・・・」と思う自分。
隣では驚嘆で言葉を失わんとしているおかーぽん(妻)。
たしかそのまま30分ほど運転をして、その黒柴に会いに行ったのですが、時間は8時を過ぎていたため対面をすることはできませんでした。



翌日の朝一にもう一度くる旨を伝えて帰宅します。
どっと疲れて、「まじかー。本当に犬飼うつもりなのかなー」と思いながら晩酌をして眠りにつきました。
土曜日の朝、はじめて飼うことになる犬と対面
土曜日の朝、結構早い時間に黒柴を見に行くことに。
当時朝起きるのが遅かったのに、その日はサクッと起きて仕度をするおかーぽん(妻)。
道中、「もう他の人に買われていたらどうしよう」とかソワソワしていました。
「それはそれで仕方がない・・」と自分は正直思っていたのですが・・・。



お店に到着。黒柴は無事に?そこにいました。
テレビ電話で見るよりも、コロコロしていて、モフモフしていて、はるかに可愛いく感じたのが正直なところ。
また、「とろんとしたタレ目なんだけど、目に力があるな」という印象を持ちました。
もしかすると睨まれていただけなのかもしれませんが・・・。



店員さんとあれこれと談笑するおかーぽん(妻)をぼーっと見ながら、これは絶対飼う流れだな「とりあえず検討しよう」と言って時間稼ぎたいなと思っていたところで、耳に入ってきた会話が「抱っこしてみます?」の殺し文句。
「えー」とか言いながら10歳くらい若返った声を出すおかーぽん(妻)。



これでほぼ勝負は決しました。
なんか自分も抱っこしたような気がしますが、犬を抱っこするのなんて人生で初なんで緊張しかありませんでした。
諸費用込みで20万円くらいだったと思います。
「お金は自分が全部出す」と言っていたおかーぽん(妻)に、「好き勝手されても嫌だから半分出す」と無意味な最期の抵抗で応えてそのまま成約。
この日は夜に夫婦そろって出かける用事があったので、いきなりの留守番も可哀そうだねということで、あずきは家に連れて帰らずに帰宅しました。
日曜日、犬を家に連れて帰る
翌朝、日曜日。いよいよ黒柴を迎えにいきます。
支払いをして、諸手続きをして、保険の勧誘を受けてそれを断って。
段ボールに入れられた黒柴を受け取って帰宅することになりました。
この時、段ボールを抱えながら、駐車場の中を妙にソワソワしながら小走りでウロウロしたのを覚えています。
車を止めたのが、犬の立ち入りNGのエリアだったからです。
犬を連れて歩いたことなんてなかったので、車を停める時に、犬がOKかどうかなんて気にしてなかったんですよね。
帰宅途中にケージや必要なもの、そして謎の形状をした犬用のぬいぐるみを購入して帰宅。
ほんとは、事前に準備しておくんでしょうが、あまりのスピード感のため事前に動くことはできませんでした。
このグレーのおもちゃ、我が家ではねずみと言っていますが、5年ほど生存していました。


あずきが我が家に来た日から一緒のおもちゃ
この日、この後の記憶は全然ありません。
いや、帰宅して段ボールから出したら、速攻オシッコされたんだったかな。
就寝前、先に寝室に行っていたおかーぽんからLINE。
「あずき寒そうにしてない?」
もう、6月間近だから大丈夫だろと思わず苦笑しながら、はじめて犬を飼った日は終わりを告げたのです。
そして、この日から犬中心の、今までとは違う生活がスタートしました。
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